「家で何か勉強を始めたい」
「資格を取りたいけれど、何から始めればいいかわからない」
「在宅ワークや副業のために、少しずつスキルを身につけたい」
そう考えている人は多いと思います。
ただ、学び直しは気合いだけで始めると、途中で続かなくなることもあります。
参考書を買っただけで満足してしまったり、通信講座に申し込んだものの勉強時間が取れなかったり、机の周りが片付かず集中できなかったりするからです。
在宅で学び直しを始めるなら、最初に大事なのは「何を学ぶか」だけではありません。
目的、学習方法、勉強する環境を先に決めておくことが大切です。
この記事では、在宅で学び直しを始めたい人に向けて、最初に決めるべき3つのことを紹介します。
在宅で学び直しを始める前に大切なこと
在宅での学習は、通学のように決まった時間や場所がありません。
自由に始められる反面、自分でペースを作らないと続けにくい面もあります。
特に大人になってからの勉強は、仕事、家事、家族の用事、体力の問題などもあります。
学生時代のように、まとまった時間を確保するのは簡単ではありません。
だからこそ、最初から完璧を目指す必要はありません。
大切なのは、小さく始めて、続けられる形にすることです。
たとえば、最初から毎日2時間勉強しようとすると負担が大きくなります。
しかし、1日15分だけ参考書を読む、動画講座を1本だけ見る、問題を5問だけ解くという形なら続けやすくなります。
学び直しは、短期間で一気に変わるものではありません。
少しずつ積み上げるものです。
1. 何のために学ぶのかを決める
最初に決めたいのは、「何のために学ぶのか」です。ここが曖昧なままだと、教材選びや資格選びで迷いやすくなります。
たとえば、同じ資格の勉強でも、目的によって選び方は変わります。
- 仕事に役立てたいのか。
- 副業につなげたいのか。
- 転職の準備をしたいのか。
- 生活の知識として身につけたいのか。
- 趣味や教養として学びたいのか。
目的が違えば、選ぶ資格や教材も変わってきます。
たとえば、お金や家計の知識を身につけたいなら、FP3級は候補になります。
副業や個人事業の準備をしたいなら、簿記3級も役立ちます。
パソコンや事務作業に自信をつけたいなら、MOSやITパスポートも選択肢になります。
ここで大切なのは、「資格を取れば必ず収入が増える」と考えすぎないことです。
資格はあくまで知識を整理したり、自分の強みを作ったりするための手段です。
最初は、次のように考えると選びやすくなります。
- 今の仕事に少しでも役立つものを選ぶ。
- 生活の不安を減らせる知識を選ぶ。
- 副業や在宅ワークの土台になるものを選ぶ。
- 興味があり、続けられそうなものを選ぶ。
学び直しで一番もったいないのは、途中で嫌になって完全に止まってしまうことです。
まずは「自分が続けられそうか」を基準にしても大丈夫です。
2. 独学か講座利用かを決める
次に考えたいのが、独学で進めるのか、通信講座やオンライン講座を利用するのかです。独学の良いところは、費用を抑えやすいことです。参考書や問題集だけで始められるので、気軽に試せます。
一方で、独学は自分で計画を立てる必要があります。どの教材を選ぶか、どの順番で勉強するか、いつ問題演習をするかを自分で決めなければなりません。
通信講座やオンライン講座の良いところは、学習の流れが用意されていることです。動画講義、テキスト、問題演習、スケジュール管理などがまとまっているため、迷いにくいのが特徴です。
ただし、講座は費用がかかります。申し込む前に、自分に本当に必要かを考えることが大切です。
おすすめは、いきなり高額な講座に申し込むのではなく、まずは入門書や無料の情報で少し試してみることです。
数日試してみて、内容に興味が持てるか。専門用語に抵抗がないか。勉強を続けられそうか。
そこを確認してから、必要に応じて講座を検討すると失敗しにくくなります。
たとえば、FP3級や簿記3級、ITパスポートなどは、まず市販の入門書で全体像をつかむのもよい方法です。
そのうえで、独学では不安だと感じたら通信講座を検討する流れが自然です。
3. 勉強する場所と道具を決める
在宅学習で意外と重要なのが、勉強する環境です。
家で勉強しようと思っても、机の上に物が多い、椅子が合わない、照明が暗い、スマホが近くにある、家族の生活音が気になるなど、集中を邪魔する要素はたくさんあります。
勉強を続けるためには、やる気だけに頼らないことが大切です。
「ここに座ったら勉強する」という場所を作るだけでも、気持ちの切り替えがしやすくなります。
大きな書斎がなくても問題ありません。小さな机、折りたたみデスク、ダイニングテーブルの一角でも大丈夫です。大切なのは、勉強に使うものをすぐ取り出せるようにしておくことです。
参考書、ノート、筆記用具、イヤホン、タイマー、デスクライトなどをまとめておくと、始めるまでの手間が減ります。勉強を始める前に毎回片付けから始まると、それだけで面倒になります。
逆に、座ってすぐ始められる状態にしておけば、短い時間でも勉強しやすくなります。特に在宅学習でそろえておきたいものは、次のようなものです。
- 勉強用の机
- 長時間座っても疲れにくい椅子
- 手元を明るくするデスクライト
- 参考書を開きやすいブックスタンド
- 学習時間を区切るタイマー
- ノートや教材をまとめる収納用品
最初から全部そろえる必要はありません。
まずは「机の上を片付ける」「ライトを用意する」「教材を1か所にまとめる」だけでも十分です。
環境づくりは、勉強を続けるための土台です。
最初は完璧な計画を作らなくていい
学び直しを始めるとき、最初から完璧な計画を立てようとする人もいます。しかし、最初の段階では、完璧な計画よりも「始めやすさ」の方が大切です。
1日15分でも、1週間に3日でも構いません。まずは続けることを優先しましょう。
特に大人の学習は、急な予定が入ることもあります。仕事で疲れている日もあります。
思ったように進まない週もあります。
そこで「予定通りにできなかったから失敗」と考えると、続けるのが苦しくなります。
大切なのは、少し中断しても戻れる仕組みを作ることです。
たとえば、学習記録をノートに書いておく。
次にやるページに付箋を貼っておく。
机の上に教材を出しておく。
週末に軽く見直す時間を作る。
こうした小さな工夫があるだけで、学習を再開しやすくなります。
学び直しに向いているテーマ
在宅で始めやすい学び直しには、いくつかの定番テーマがあります。
たとえば、家計や保険、年金、相続などに関心がある人なら、FPの勉強は生活にも役立ちます。副業や個人事業に興味がある人なら、簿記や会計の基礎を学ぶと、お金の流れを理解しやすくなります。
パソコン作業や事務作業に自信をつけたい人なら、MOSやITパスポートも候補になります。
在宅ワークを考えている人なら、Webライティング、ブログ運営、画像作成、基本的なパソコン操作なども役立ちます。
資格だけにこだわる必要はありません。
自分の生活や仕事に役立つ知識を少しずつ増やすことも、立派な学び直しです。
まとめ
在宅で学び直しを始めるなら、最初に決めたいことは3つです。
1つ目は、何のために学ぶのか。
2つ目は、独学で進めるのか、講座を使うのか。
3つ目は、どこで勉強するのか、どんな道具を使うのか。
この3つを決めておくと、学習を始めやすくなります。
大切なのは、最初から完璧を目指さないことです。
まずは小さく始めて、続けながら自分に合う形に整えていけば大丈夫です。
在宅での学び直しは、自分のペースで進められるのが大きな魅力です。
資格取得、副業準備、仕事のスキルアップ、生活に役立つ知識づくりなど、目的に合わせて少しずつ始めてみましょう。
・管理者体験談
何を選ぶか迷うのが資格です。会社で必要な資格があれば、資格取得を目指すことができます。しかし、会社で必要とされる資格がないときは、社会・一般的に知名度が高い資格を取得すると、転職したときに履歴者に記載することができて有効活用できそうです。私もそんな理由で簿記3級を取得しました。簿記を少しでも知っていることで社会人としての基礎的な知識を持っていること、資格を取得するために勉強、向上心を持っている人として周囲の人に認められると思ったりもしました。結果として、資格があるから給料があがるとか、転職で良い条件が見つかったとかはありませんが、履歴書の空欄が埋まったことがある程度の安心感につながりました。
1タイマーを使うと便利、勉強時間を区切りたい人は、学習タイマーを使うのも便利です。スマホのタイマーでも代用できますが、スマホを触るとSNSや動画を見てしまう人は、専用タイマーを置いておくと集中しやすくなります。




